2018年7月18日 (水)

宇宙は「もつれ」でできている(684)

久々の更新。ずっとさほど変わらないペースで本は読んでいるが・・・ブログの更新となると、業務と「お仕事」が立て込むと、やはりできない。

自宅近くの書店で、目に飛び込んできた。

・・・なぜか引き込まれた。翻訳も良質なのだろう。

科学ジャーナリストLousa Gilderの初めての著書、とのこと。8年におよぶ徹底取材でものしたという。

数々の物理学者の苦悩と息遣いがする。彼らが量子論にどう貢献してきたか-懐疑論含め、肌感覚で自分がその場にいるかのような臨場感をもって読み進められる。

長い長い-本書は厚い-量子論を巡る旅を終え、エピローグ、それも最後のページ、「どんでん返し」ではないけれど・・・何とも言い難い、本当に最後の3行にまたドラマをみせてくれる。(くれぐれもこの最後から読まないように・・・)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年5月 1日 (火)

「ストーカー」は何を考えているのか(683)

本業で必要となってAmazonで購入し読んだ。

振り返ると・・・それもあって慌ただしい6月だった。

仮住まいの一時引っ越しも強いられたことも、拍車をかけた

実際にストーカー被害にあった著者、小早川明子氏の心理臨床に根差した著で、とても勉強になった。

はじめに 3-4頁

ストーキングは、自分の正当性、特定の相手に対する強烈な思いと怨念にも似た感情--そこにはセクハラやパワハラにはない、加害者の特徴があります。

①確固たる心理的動機があり、正当性を妄想的に信じ込んでいる
②相手を一方的に追いつめ、迷惑をかけて苦しめていることを自覚しながらも、相手に好意を持たれる望みをかけている。
③その望みが絶たれた時、心のバランスは憎しみに反転し、自殺または相手を殺害することもある。(4頁)

第一信号系と第二信号系の「摩擦」
国立病院機構・下総精神医療センターの平井慎二医師は、「依存症は治らない、回復するしかない」という定説に対して、「依存症」は治ると言明されています。(73頁)

ヒトの脳には二つの中枢があり、一つは第一信号系と呼ばれ、「防御」「摂食」「生殖」(73頁)という次世代を作るための〟本能行動〝と〟適応行動〝をつかさどる。動作、自律神経、気分など動物が行きることに深くかかわります。

※昨年2017年7月7日時点で書き溜めてあった記事をアップ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年4月30日 (月)

君たちは どう生きるか(682)

連休、お出かけのついでに寄った書店で、平積みの本書を手にした。

とても売れて・・・120万部と帯にあり。

書評子は・・・初めて読むような気がするが...こんな本がこれほど売れるとは、この国はまだ捨てたものじゃないと言うべきか・・・

いや、かなり危機的状況 崖っぷち...と言うべきなのか・・・評価に困っている。

あっ、本書はマンガで、一気読みだった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年3月26日 (月)

いじめのある世界に生きる君たちへ(681)

ある調査審議会に関与している関係から、取り寄せて読んだ。

著者のエッセイ集『アリアドネからの糸』収載の、「いじめの政治学」を子ども向けに"翻訳"した著作だ。

いじめの構造については、社会学の立場から、いじめの4層構造はあまりに有名だ。
   ↓       ↓       ↓
http://10chan-kokoro.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-ced3.html

本書は、精神医学・・・というよりも、いじめられっ子だった著者の体験から敷衍した、極めて示唆に富むエッセイだ。

いじめかどうかを見分けるもっとも簡単な基準は、「立場の入れ替え」があるかどうか(10p)

いじめ型の鬼ごっこは遊びとしては面白くないが、いじめる側の「自分は他人を支配している」という権力者としての感情や、まわりの人びとの「自分じゃなくてよかった」という安心感がうまれる。人々は権力者の側につくことのよさを学ぶ(11p)

いじめが進んでいく段階を「孤立化」「無力化」「透明化」の3つの段階に分けてみた。これは恐ろしいことに、人間を奴隷にしてしまうプロセスである(27p)

被害者がいつ、どこにいても孤立無援であることを実感させる作戦が、「孤立化作戦」である(35p)

「無力化作戦」は、被害者に「反撃は一切無効だ」と教え、被害者を観念させることだ(40p)

いじめはだんだん透明化して、まわりの眼に見えなくなっていく(50p)

対策は、まずいじめられている子どもの安全の確保であり、孤立感の解消であり、二度と孤立させないという大人の責任ある保証の言葉であり、その実行であるとだけ述べておきます(77-8p)

表紙もそうだが、随処にちりばめられている、いわさきちひろの絵のように、とても優しく、しかしいじめを許さない大人の決意が述べられているように思う。

ふじもりたけし先生の、構成・編集者によるあとがきが付されている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年3月25日 (日)

焼身自殺の闇と真相(680)

著者からいただいた。

本書も一気読み。

森岡孝二先生の解題が付されている。

名古屋市バス運転手の焼身自殺。

なぜ若い運転手は焼身自殺せねばならなかったのか。

それは、私たちに何を突き付けているのか。

現毎日放送報道局次長兼番組部長の奥田雅治氏が、9年の長きにわたるご両親の公務災害認定闘争を密着取材した上で、本書が著された。

弁護団の粘り強い取り組みで、徐々に真相が明らかにされていく筋は、ミステリーを読んでいるかのごとくだった。

公務災害認定は、身内が身内を判断する。

制度の「おかしさ」がえぐり出されている。

・・・しかし、なぜ被災者が標的にされたのか?

そこはさすがにジャーナリスト、描いていない。

いくつかの可能性が考えられるが・・・。

本書を読み、さらにもう一歩深い闇と真相に、読者は思いを巡らさざるを得ないだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年3月24日 (土)

オリジン 上・下(678)(679)

ロバート・ラングトン教授シリーズ第5弾だ。

ヒロインは、スペイン王子と婚約したてのアンブラ・ビダル。

われわれはどこから来たのか

われわれはどこに行くのか

ダーウィンの進化論か特殊創造説か。

それとも・・・

コンピューター科学者、未来科学者であるエドモンド・カーシュが全世界に向けてプレゼンしようとした矢先に、スペイン国海軍元提督ルイス・アビラの手によって暗殺される。

ラングトン教授のAI「ウィンストン」の力を借りた謎解きが始まる。

ソーシャルメディアも大事な役割を果たす、今日的な意匠がこらされている。

帯の「一気読み必至」との通り、確かに「一気読み」だった。

実に面白い。

『ダビンチ・コード』を凌ぐ出来栄えと思える。

映画化が待たれる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年2月25日 (日)

空海(677)

映画 空海 を家族と視聴した。

公式ホームページ ⇒ http://ku-kai-movie.jp/

日中共同制作映画だ。

ファンタジーの要素も、ミステリーの要素も、スペクタクルの要素も・・・

いろんな要素を兼ね備えたエンターテイメント映画。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年10月10日 (火)

備忘録(674)(675)(676)

家族と視聴。

展開がやや早い感じだったかな・・・

石田光成が「いい男」として描かれていた。

映画『関ケ原』公式サイト ⇒ http://wwwsp.sekigahara-movie.com/

この3連休に、家族が借りてきて視聴・・・家族はすでに視聴したものだが、「お勧めかな?」ということで・・・小説が原作らしく、こちらはシリーズ化されており、もう1作がすでにDVDで借りられるとのこと。

楽しみに残してある。

特捜部Qシリーズ

・降りの中の女 ⇒ http://eiga.com/movie/81346/

・キジ殺し ⇒ http://www.tokusoubuq.jp/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年8月24日 (木)

夏季休暇 その2 (671)(672)(673)

わざわざ3駅分を歩いて・・・迷った挙句、視聴。

公式ページ(671) ⇒ https://warnerbros.co.jp/movie/jojo/

ちょっと無理があったかな・・・というのが率直な感想。

しかし、視聴を終えてから家族との話は盛り上がった、突っ込みどころ満載だったので。

これでシリーズ完結なのか!??

全シリーズを貫いていた、シャーロックとマイクロフト? の秘密が開かされる・・・といったところか。

シャーロック ⇒ http://jp.ign.com/sherlock4the-final-problem/10669/review/sherlock4

| | コメント (0) | トラックバック (0)

夏季休暇・・・(668)~(670)

今年の休みは・・・家族と 後何年 一緒に夏を過ごせるのだろう・・・という想いのつよい機会だった。

インドアがちだったと思ったら・・・案外そうでもなかった。

野球観戦 ⇒ https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2017080802

再会にあえぐチームの劇的勝利を観ることができた。

メアリと魔女の花(668) ⇒ 公式サイト: http://www.maryflower.jp/

・・・思いっきり ジブリ、と思ったのは10ちゃんだけではなかったよう。

しかし、シャーロットが大竹しのぶだったことには、この公式サイトを覗くまでは気づけず。

登山 ⇒ http://www.ttca.jp/?page_id=263

突然思い立って、大学生の家族と出かけた。御幸ヶ原コースは「比較的体力が必要」以上にきつかった(^-^;。男体山頂→女体山頂は歩いたが、下山はロープウェイ。雲で 晴天のときのような景色を拝むことはできず。

シャーロック(669) ⇒ http://www.nhk.or.jp/kaigai-blog/100/267837.html

家族がしっかり録画してくれておいたものを視聴。

野球観戦 ⇒ http://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2017082201

リベロの来日後初サヨナラ と・・・これまた歴史的試合に立ち会えた。

銀魂(670) ⇒ http://wwws.warnerbros.co.jp/gintama-film/

平日の映画館には、一桁の観客しかいなかったが・・・「守る剣」の場面には泣いてしまった(^-^;。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«精神科訪問看護(666)(667)