2010年3月 5日 (金)

これがビートルズだ

正統ビートルズ・ファン(?)にしてみれば...手にとってはいけない著作、らしい(^_^;)。

・・・が、自宅近くの書店で、つい目に入ってしまって...手にとり、一晩で読み切ってしまった...(^_^;)。

(496)これがビートルズだ (講談社現代新書)

手にとるキッカケは...

購入しておきながら...もったいなくて(^_^;) キッチン・テーブルの上に封も切らずに立て置かれている(^_^;) リマスター版 ビートルズ・ボックス()。

(497)ザ・ビートルズ・ボックス

しかし・・・中古CDショップに、今夕足をのばし...つい手にとって購入し...聴き入ってしまった10chanってことで...m(__)m(^_^;)。

(498)プリーズ・プリーズ・ミー

中古で購入したが...初回限定盤ってことで...Amazonで新品で購入する額とほとんど同じ(@_@;)。

・・・しかし、云十年ぶりかのビートズル・サウンドには...圧倒された。

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2009年8月15日 (土)

1Q84

旧盆に合わせた夏休みに、”話題”のこれら2冊を、ツラツラと読んだ。手元のものは7月10日付、第13刷本である。

すでに、本日時点でAmazonレビューも200件近くになっている(@_@;)。

1Q84 BOOK 1 Book 1Q84 BOOK 1(484)

著者:村上 春樹
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

青豆という屈指の女性殺し屋と、予備校講師にして小説家(志望というべき)天吾の二人をメインキャストに交互に筋が展開していく。

1Q84 BOOK 2 Book 1Q84 BOOK 2(485)

著者:村上 春樹
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

そして、その二筋の線が接合する(しかかったと書くべきか?)ところで、終わる。

「証人会」「さきがけ」といった、誰もがソレと分かるカルト教団。ディスレクシア(読字障害)をもつパシヴァである、17歳の美しい『空気さなぎ』の著者 ふかえり...。

サスペンスであり、ハードボイルドであり、社会批評であり、ラブロマンスであり...

眩暈がするような、ゴチャゴチャ...

しかし、とにかく最後まで読みきらせてしまう...文章力(?)はみごとなものだ、それは、天呉の才能のように...

わが息子曰く...IQ84(ai-kew-hatijyuu-yon)?

BOOK3がなければ...IQ84で終わりかねない...。

とにもかくにも...ボーダーライン水準の青年群像を描いた『ノルウェイの森』以来、著者の作品には手を出していなかったが、本書を読んで、”ノーベル賞に近い作家”とまで言われる著者の作家としての進化を十二分に堪能することはできた。

ノルウェイの森 上 (講談社文庫) Book ノルウェイの森 上 (講談社文庫)(486)

著者:村上 春樹
販売元:講談社
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ノルウェイの森 下 (講談社文庫) Book ノルウェイの森 下 (講談社文庫)(487)

著者:村上 春樹
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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2009年5月23日 (土)

アヒルと鴨のコインロッカー

手元の本書で確認したら、2009年3月6日 19 だった。刷ではなく・・・。初版が、2006年12月22日。

アヒルと鴨のコインロッカー(481)
配信元:電子書店パピレス
提供:@niftyコンテンツ

事情で...昨年暮れから、痛勤地獄を経験している。週に1日だけだが。その痛みをいくぶんでも和らげてくれているのが、伊坂作品、でもある。

「欲しくて高い本があったら、書店を襲ってでも手に入れるとか、川に飛び込んで、溺れそうになってみっともなく足掻くとかさ。あんたって、溺れても恰好つけて、そのまま沈んでいっちゃうタイプでしょ。」 (100-101頁;わたし=琴美)

「では、アヒルと鴨、どう違いますか」
 わたしは辞書を一ページも開かないうちに、「(アヒルは外国から来たやつで、鴨はもとから日本にいるやつ)」と答えた。
・・・
 ただ、アヒルは中国のほうで改良された鴨だ、とはあったので、それをもって、ドルジに説明した。「(とにかくさ、アヒルは外国の鳥で、鴨は日本のだと思っていれば間違いはないから)」
「(怪しい)」 とドルジは疑ってくる。「(もしそうなら、僕と琴美は、アヒルと鴨だけど)」
 アヒルと鴨か。悪くない表現だな、とわたしは思った。よく似ている動物にも思えるけど、実際には、ぜんぜん違う。
 (186頁;(  )内は英語で交わされている会話という設定)

伊坂作品(・・・に限らないだろうが)のタイトルの妙味。

手元の本書の帯には...

祝・本や大賞受賞!
「一緒に本屋を襲わないか」
標的は、たった一冊の広辞苑?
四散した断片が描きだす物語の全体像とは?
第25回吉川英治文学新人賞受賞作

...とある。

標的が、たった一冊の広辞苑であったことが、本書全体を読めば...まぁ納得かな?

そして、実際に仕留めたのが、広辞林、だったことは...結末のヒント。

本書タイトルのアヒルは誰で、鴨は、さてだれだったでしょう・・・? どうして、コインロッカーが出てくるのでしょうか・・・?(^^)v

解説は、松浦正人氏、創元社の編集者らしい。http://www.ltokyo.com/ohmori/mysteryphoto.html

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2009年3月31日 (火)

オーデュボンの祈り

気が向いたときに更新(^_^;)m(__)m。

春休みに、息子が借りてきたDVD『死神の精度』のお尻の方だけを視聴した。原作を読みたくなったので、すでに著者の原作をいく冊も読んでいる息子に貸してくれるように頼んだら...

その息子の勧めで手渡されたのが本書、昨夜一気に読破してしまったzzzZZZ  (^_^;)。

オーデュボンの祈り (新潮文庫) Book オーデュボンの祈り (新潮文庫)(473)

著者:伊坂 幸太郎
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

本書は、作者のデヴュー作の文庫化である。

江戸幕府が開国政策へ転換するというその時に、(裏腹に、故もあって)100年以上も外界との交流を絶っている東北地方の海に浮かぶ、そして誰にも知られていない荻島に、コンビニ強盗未遂のかどで幼馴染で制服刑事になった城山に逮捕・連行途中、なぜか、気がつくとつれ置かれていた伊藤。この伊藤を中心に、話が展開されていく。

荻島はファンタジックな世界のようであり...荻島の住人のユニークな面々が次々と描かれ物語は単調かと思いきや...優午という名の未来が分かる案山子が、「殺された」ことで、ストリーは急展開する。未来が分かりながら、なぜ案山子は「殺された」のか?

解説では...シュールレアリスム=超現実主義、の超には、現実を超えるという意味と、チョー現実という意味とがあり、本書は後者であるなぞとあり...なるほどネェ(^^)v。

なお、オーデュボンも、荻島をつくったという支倉常長も、実在した人物とのこと。

ちなみに...ジョン・ジェームズ・オーデュボンも、支倉常長も、本書オーデュボンの祈りも、すでにWikipediaに収載されていた(@_@;)。

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2007年5月21日 (月)

17歳のための世界と日本の見方

出先の書店で目に止まったので購入した。いやぁ~セイゴウ先生、博識の至り。

17歳のための世界と日本の見方―セイゴオ先生の人間文化講義 Book 17歳のための世界と日本の見方―セイゴオ先生の人間文化講義 (271)

著者:松岡 正剛
販売元:春秋社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

1998年4月から2004年3月に帝塚山学院大学(大阪)の人間文化学部教授をされていたときに、大学1年生を相手に、「人間と文化」という講義をしたときの内容がベースになっている。5講形式になっている。

世界(と言っても主にヨーロッパ)と日本の人間文化史に分け入って、東と西の代表的な思想や出来事や人物をとりあげ、その比較を通じながらそこにひそむ共通性や意外性をさぐった講義内容になっている(第1講)。さまざまな人間文化が発するメッセージ=「情報」の「新しい関係性を発見していく」ことを「編集工学」と名づけ、本書の内容は、洋の東西の宗教・思想・芸術・芸能といった分野の高校で習った史実が、著者の手によって結び付けられ、物語として編集されていると言える。人間文化の根本にある4つ、神と仏と生命観と自然観をめぐるさまざまな現象を「つながりぐあい」で見る見方を展開してみせてくれている。

日本文化は、つねに弥生型と縄文型とか、公家型と武家型とか、都会型の「みやび」と田園型の「ひなび」とか、たえず対照的に発展してきた。まさに日本は、「漢」と「和」の両立に匹敵するような、「和」のアマテラスと「荒」のスサノオに象徴されるような、二つの軸で動いてきた。(第5講

孤立しないまでも世界の中でいささか片寄った位置にいる日本の今後を思考するには、「世界と日本の相互関係の歴史」を見なければならぬが、その枠組みを提供している。

★ISIS編集学校のHP:http://www.isis.ne.jp/isis/

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